2008年7月 7日
NEWTON FAULKNER プレミアム・ライヴ
NEWTON FAULKNER(ニュートン・フォークナー)
プレミアム・ライヴ supported by Stussy
@ タワーレコード渋谷店B1F"STAGE ONE" (7/4)

イギリス出身のシンガーソングライター、NEWTON FAULKNER(ニュートン・フォークナー)のプレミアム・ライヴが7/4行なわれた。
彼の奏でるアコースティック・ギターの情緒溢れるメロディや、ハスキーかつ包容力たっぷりな歌声から、センスと魅力は充分に伝わってきた。まるで近くで触れているかのような、人の温かさと温度を感じるギターの音色、ギターでリズムを打つ柔らかさを持ったビート、穏やかさというフィルターを纏った歌声。彼の持つ音の世界は、すべてが心地良い。一番無駄のない、シンガーとギターのみの超シンプルなライヴで、オーディエンスをすっかり惹き付け、酔わせる。息を呑むほどの圧倒的な力を持った歌とパフォーマンスで10曲を演奏した。会場は、夢心地なとっても不思議な気持ち良い雰囲気に満たされていた。
ニュートン本人は、とても愛想と愛嬌のあるオチャメなキャラクターの持ち主だった。MCにはすべて通訳が入り、曲への思いを伝える。カヴァー曲をやらなければいけない話の件では、当初予定していたデッド・オア・アライヴの「You Spin Me Round (Like A Record)」をちょこっと披露。 笑わせて、楽しませることが好きなユニークなキャラクターを見せた。長いドレッドがチャームポイントで、腕は想像以上に逞しく、そこから弾かれるギターの音は遥かに力強く太い。その逞しさとは裏腹に、歌声はスウィートだ。UKでの人気と注目度の高さの「なぜ?」がここで答えに結びつく。それは、実にシンプルだ。人の心を強く惹き付ける耳に残るいい曲と、ソフトなヴォーカルによるものだと気づく。いい音楽というのは、常に良いメロディを持った至ってシンプルなものなのだ。
全10曲、彼の奏でるギターは、ギターを、本来の楽器以上のものにして聞かせる。その妙技は、素人からしてみれば、とにかく口を開けて見ているしかないというほど、理解を超えた優れたもの。ギターの弦の音だけでなく、タッピングという技術で、リズムを刻み、ベースやドラムのような役割までも果たす。
ラストには、「ボヘミアン・ラプソディー」を演奏。ハーモニーが幾重にも重なっていく、あの一人では到底難しいだろうと思われる歌を、ギターを駆使し、ヴォーカルは高低さ声音を巧みに使って、薄っぺらくせず歌い上げる。これもカヴァーでやろうと思っていた曲で、ずいぶんと時間をかけて完成させたものらしい。
歌声とメロディは、耳に気持ちよく流れ込んできて、ストンと気持ちに落ちてくる。イイ曲と見事なギター・パフォーマンスと心地良い歌声で、弾みたくなるくらい嬉しい気分にさせてきれたニュートン・フォークナーのライヴだった。幸せな気分とほのぼのとしたピースフルな時だった。
イベントを行なった福岡/大阪/東京と、どこでも大盛況。正式な来日公演を望む声を多く聞かれた。ぜひとも、実現してほしい―
-set list- (プレミアム・ライヴ 7/4)
1. Intro
2. To The Light
3. I Need Something
4. Teardrop
5. U.F.O.
6. For God Sake
7. Nu Bit
8. Dream Catch Me
9. Gone In The Morning
10.Bohemian Rapsody
※Official Site
※アーティスト・ページ
投稿者 トレ課員 : 2008年7月 7日 14:55
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